産業用太陽光発電投資ってどうなの??2年間の売電実績を公開

太陽光投資のお話

どうも~2代目ネジ屋です。

ローリスク投資で近年人気の太陽光発電投資があります。僕は2018年7月からこちらの投資を行っております。
ちょうど2年が経過したのでこちらのページでは2年間の実績を紹介いたします。
・太陽光発電設備のスペック
・売電実績(提案シミュレーションとの差)
・運営経費
・メリット デメリット
・20年後どうするのか

個人的な感想や思い等存分に含みますが、太陽光発電投資に興味がある方、これから始めてみようと考えている方に参考になれば幸いです。

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太陽光発電設備のスペック

場所宮崎県
FIT価格21円(税別)
パネル出力Trina Solar 太陽光モジュール 単結晶 305W 324枚 計 98.82KW
パワコンPanasonic パワーコンディショナー 5.5KW 9台 計 49.50KW
価格2620万(土地、連携工事込)
その他架台はアルミ、フェンス込み、ケーブルは地中へと埋めています

場所は津波とはなるべく無縁な場所で回りに障害物が無い場所を選びました。
土地や連携工事費、その他もろもろ全て込みでこのスペックと価格となりました。
ここに関しては土地やパネル、職人を自分で調達できる方であればかなり抑えることができると思います。
僕はあくまでも副業という考えで、時間を必要以上に取られたくなかったのでこれでOKとしました。

売電実績

売電額発電量提案時発電量
2018年8月~2019年7月2,400,719円
(出力抑制保険金53
,163円含む)
103,508kWh109,860kWh
2019年8月~2020年7月2,356,055円
(出力抑制保険金30,000円含む)
101,196kWh109,860kWh

※提案時発電量は過去の日射データを用いて計算されています。

売電額に関しては提案シミュレーションに及んでいないのでかなり残念です。
提案時発電量は僕自身過去の日射量等を調べて計算して大きな差異はないと思いGOしたのでこの結果は正直ビビッてます。
この2年間の日射量が平均より少なくなっているのか、調査しなくては・・・。
事前のシミュレーション通りには行かないことが前提で資金計画や運営計画を立てることが必要かなと思います。

運営経費

メンテナンス費年間132,000(税込み)※草刈りや月1の目視点検等含む
保険年間50,000円程 ※火災保険に関しては初めの10年間に関してはローン会社で付帯有
消費電力年間3,600円程
償却、固定資産年間180,000円程※3年間に関しては経営能力向上計画の申請を取得している為、安くなっています。また、償却資産税は年々少なくなっていきます。

この他に運営経費とは違いますが、元本返済、利息、消費税(課税事業者選択)等が必要費用としてかかってきます。
正直これらを支払って実際の手元に残るお金はほとんどありません。
というかフルローンだと恐らくマイナスになってしまうのではないかと思います。(20年という長丁場だとプラスになると思います。あくまでも単年の収支ということで・・・。)
僕の場合はフルローンではないので一応この2年はプラスになっています。
こが結構大事だと個人的には感じていて、長丁場の投資なので最終的にはプラスになる計算でも毎年の収支で少しでもプラスで終われることが心理的な面でとても重要だと思います。従ってフルローンはあまりおすすめできません。

メリット

稼働している限り毎月一定の収入が入ってくること(なんといってもこれに尽きると思います。コロナの影響もまったくありませんでした。太陽さえ出ていれば元本と利息分ぐらいは確実に入ってくると思います。)
自分で決定する場面が少ないので時間を取られることがあまりない
個人事業主になれて青色申告等を利用できるようになる
消費税還付を利用していけば複数基増やすことも可能(複数基を考えている方はちゃんとした事業計画が必要になると思います。1基目に関してはソーラーローン等があり、割りとすんなりいける印象です。)

デメリット

日射量に大きく左右される(2年間の売電している中で最高はひと月で270,000円程、最低は130,000円程でした。)
知識がないとメンテナンス等のアフターフォローに関しては業者の言われるがままになる
自分の力では収益をアップする手段がほとんどないと言える
担保価値が低い
インボイス方式が始まる

メリットデメリットに関しては自分が今感じているのはこんな所です。
デメリットの業者の言われるがままという点は購入の時点で隅から隅まで確認しておけば、不満としてでてくることではないかもしれませんが、なかなか難しいかと思います。
購入前に何度も質問と回答を頂いてから購入しているのですが、やはり発電量が低い時に不満に思ってしまう時があります。これは単純に感情の問題です。
インボイス方式は始まってしまったらかなり痛いと思います。10%の収入減は覚悟しなくてはならないかもしれません。

20年後どうするか

20年後に関しては希望と不安を抱きつつ数種類のルートを考えつつ対策をしていきたいと考えています。
1、毎年少しずつ積み立てをしていき完全手じまい撤収
2、売電を続ける
3、人に譲る(売れたら最高)

1に関しては一番最悪の想定です。これになっても困らないように毎月の売電で少しずつ積み立てしていきます。
2が一番ありえるかと思います。FITが終了しても売電がなくなるということは無いと思います。
電力自由化が進んでいますし、7円程であれば電力供給会社にとっても他のエネルギーのコストより安価だと思います。(※元本も返済しているので、そのまま運営していけば、マイナスになることもありません。)
3はセカンダリー市場もその頃にはもっと活発になっていると思うので、パネルや架台が使える設備であれば欲しいという人や企業がいるのではないかと思います。
この場合は架台等の設備をどのくらい綺麗に保存しながら運営できるか日々のメンテナンスが非常に大切になってきます。

まぁ、1を想定していけば2,3を試してからでも遅くないのでとりあえず最悪の想定をして動いていきます。

僕は正直始めは2基目も考えて動いていたのですが、とりあえず2基目はやめるようにしました。
その理由は設備に担保価値が無いこと(実は銀行に軽く打診はしたのですが、思った以上に感触はよくなかったです。)、20年後を考えるとめんどくさいという思いが強くなってしまったこと、自分でできることがないなど3点の理由からです。(かわりに来年あたり非常に小規模ですが不動産を考えています。)
また、僕はアメリカ株を数年前からやっているのですが、20年という歳月を考えた場合、こちらの方が手軽でリターンも大きいかもしれないという考えもあります。(まぁアメリカ株がこれからどうなるかは全くわかりませんが・・・。)

とりあえず産業用太陽光発電投資を2年行っての結果、感想は上記の通りです。
今後もこちらのブログで月一で売電、発電量、気づいたことや感想など報告していきます。
今年は太陽サンサンの日射量が多い年になってくれ~~日々お祈りしていきまーす☆

それではまた!!

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